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2021-10-27

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2021/10/13

経済日報 呉佳汾

       生活の中で3C製品への依存度があまりにも高いと、網膜症となり、更には失明することさえあります。晶祈バイオテクノロジーは、本来の網膜の機能を模倣するバイオニックAI技術を用いて、失明患者の視力回復を目的とした第3種アクティブチャージ型ハイエンド医療材料「高画質球状バイオニック網膜」を開発。失明患者が再び光を取り戻せるようサポートし、来年にはヒト試験の段階に入る見込みとなっています。

       晶祈バイオテクノロジー・楊允達協理によると、バイオニック網膜チップシステムは、1チップあたり最大4,000画素の有効なインターフェースを持ち、その内、各画素のチップシステムは以下を統合しています:(1)カメラチップ、(2)信号処理回路およびAIコンボリューション計算、(3)刺激微小電極、(4)ワイヤレス電源、(5)RF信号伝送、(6)生体適合性電子パッケージ。 感光性イメージチップをコンタクトレンズのような球形にし柔軟性を持たせることで、チップ上の電極アレイが目の最深部の網膜神経表面に密着し、非常に高い解像度を創造します。

       網膜は、目の奥にある非常に薄い細胞層で、目の中で光を神経信号に変換する部位となっています。且つ網膜の黄斑部は、目の視覚が最もはっきりとする箇所であり、世界の網膜病変の眼科疾病において、加齢黄斑変性症の患者が3,000万人以上、遺伝性疾患である網膜色素変性症の患者が200万人以上おり、進行性の視力低下から完全な失明に至っています。

       その主な原因は、網膜の視細胞が壊死し光を脳神経に伝達する機能が失ってしまい、まるで壊れて使えないカメラのネガのようになるためです。移植可能なバイオニック網膜技術により、これらの患者が視力を取り戻すことが期待されています。

       上記のイノベーション技術は、現在の技術のボトルネックを大幅に解消し、視覚的な解像度を飛躍的に向上させます。また、完全なグローバル特許ポートフォリオを有しており、すでに37件のグローバル特許を獲得しており、4件が特許申請審査中です。 これらの革新的な技術による「高画質球面バイオニック網膜」は、20/168の視覚的解像度を達成することができ、患者は再び視力、そして自立した生活を取り戻すことができます。晶祈は、世界をリードするバイオニック網膜の産業価値は、数百億台湾ドルに達すると予想しています。

       晶祈バイオテクノロジー・薛美珍代表取締役会長は、晶祈はIC設計、AI、無線通信、材料科学、バイオメディカルなど様々な分野の才能を結集し、台湾のICTの強みを医療の優位性に融合している、と話します。この小さな人工チップを目に埋め込むことで、目の病気を患う患者が世界を見ることができるようになり、また台湾の高度医療材料の研究開発の実力を世界にアピールすることができ、非常に有意義な成果となっています。

全文は「経済日報」記事でご覧ください::https://money.udn.com/money/story/5635/5814848