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2022-07-29

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グリーンエネルギーの新たな展開:二輪車用排気パイプ大手メーカー・宏明工業 太陽光発電の潜在力を楽観視

2022/06/29

        宏明工業の知名度は高くなく、台湾の人々は何を作っている会社なのかわからないかもしれません。しかし、同社の製品を毎日使っているのです。台湾の3大バイクメーカーの排気パイプやサイレンサーの80%は、宏明の製品です。電動自動車を利用している場合でも、宏明はGogoro のフレーム、サポート フレーム、その他コンポーネントの主要サプライヤーです。燃料電池二輪車の主要部品の大手サプライヤーは、二酸化炭素排出量削減の必要性と石油化学と電気との間のトレードオフを見て、電気自動車部品に移行しています。

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宏明工業 王秋明総経理写真:宋泰瑞 撮影 (天下雑誌総合コミュニケーション部)

炭素削減時代の新たなエネルギー戦争、部品メーカーとエネルギーサプライヤーが無関係から有関係へ

       「電気自動車 は近い将来、トレンドからノーマルになり、電力供給元が新たな競争を勝ち抜くカギとなります」。宏明工業・王秋明総経理のこの発言から、宏明が電動バイクの製造における優勢を伸ばしたいだけでなく、グリーンエネルギーの発展についても非常に楽観的であることが見て取れます。同時に、二代目企業家の役割が「本業の維持から革新転換へ」と変化し、台湾企業の目標も「本業への集中から、ESG、すなわち環境保護・社会的責任・企業ガバナンスのバランスのとれた発展の追求」にアップグレードされていることを示しています。

       宏明のグリーンエネルギーへの着目は、最近開始されたものではありません。創業50年弱の宏明工業は早期、OEMの注文において、ヨーロッパへの輸出する部品は必ず無害な原材料でなければならないことに対応しており、つまり産業の発展は効率的な生産から環境維持、低汚染、低炭素という方向に移行していること理解していました。そのため6年前、10数年来の友人であり隣人でもある大亜ワイヤー・ケーブルが、積極的にエネルギーの生産・送電・変換・貯蔵・管理のすべてに関わるエネルギーリンケージ企業へと転換しているのを見て、「優秀な企業はやっている」と考えました。そのため、4年以上前に、友情価格で屋根3500坪強を貸し出し、大亜の太陽光発電設備(平地100坪)に供しました。これは、大亜の屋根型太陽光発電設備の中で面積が2番目に大きなものとなっています。

       王総経理は屋根を指しこう語りました。「私たちは常に保守的に生産活動を行ってきましたが、ここ数年、大亜の太陽光発電の実績を見て、台湾の太陽光発電の将来に自信を持つことができました。太陽光発電の屋根は、宏明のグリーンエネルギー産業参入への第一歩であり、今後も大亜との色々提携していくことでしょう」。
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台南市仁徳区の宏明工場の屋根約3,500坪に設置されたソーラーパネルは、大亜屋根型太陽光発電設備としては2番目の大きさです。写真提供:大亜ワイヤー・ケーブル

企業は何を受け継ぐのか?Win-Winと良好な環境の伝承

       企業は何を受け継ぐのか?Win-Winと良好な環境の伝承

       宏明工業の初代創業者である王岳山総裁は、アンティークカーや美術品の収集家であり、物への愛情によるものでした。苦しかった勤勉の日々と実用という美しい価値を、物を通して残したいという思いです。息子の王宏(宏明工業取締役会長)と王総経理はともに、父の家訓である「良い物と価値を継承する」を受け継ぎ、家業と財産を次世代へ、台湾の素晴らしい環境とエネルギーの競争力へと受け継ぎます。

原文:天下雜誌総合コミュニケーション部https://www.cw.com.tw/article/5121724